私が自律神経失調症に鍼灸治療をすすめする理由(つづき)
前回までのお話はコチラ
今回はその続きです。
実体験で感じた事や症状の経過と
自律神経失調に鍼灸治療が有効であると確信した話です。
体調管理のために鍼灸治療を受ける事を決めたものの、正直どこへ行ったらいいのやら?なかなか、決められずに数週間過ぎた頃、少し落ち着いていた症状がまた悪化してしまい、必死になって自宅の最寄駅近くで鍼灸院を探しました。(日によって体調の悪さ度合にムラがあるのです)その時、たまたま発見したのが以前のブログで紹介した、きよみや鍼灸接骨院(板橋区)でした。
正直、鍼灸接骨院だと、あまり自律神経を調整するような鍼灸をやってくれるイメージはないんだけど…と思いながらも、もう体力の限界だったので、とりあえず飛び込んでみることに。
「自律神経を整える鍼灸治療をして欲しいんですが、響く鍼は苦手で…」と、ハァハァしながら相談する、ちょっと(いや、だいぶ?)変な人。(注:ハァハァしていたのは興奮していたのではなく、体力が限界すぎてなってただけです。)
しかも、だいぶ後に気がついたことだけど、その時間は休憩中でした。
そんな、休憩中に飛び込んでくるような非常識な変人にも嫌な顔せず、きちんと話を聞いてくれ、「うちは刺さない鍼をしているので、大丈夫ですよ。」と優しく対応してくれた院長先生。
すごくほっとして、何だか涙が出そうになった事を覚えています。
その時は、体調が悪くなってから大分時間が経っていたので、一度の治療で完璧に症状消失はしませんでしたが、1回目の治療の翌日には症状が軽快。
その後も1週間のうちに3回程度続けて治療を受けて、ほぼ症状消失しました。
あんなにだるくて疲れやすかった身体がちゃんと普通に動けるようになり、すごく嬉しかったのと、鍼灸すごいじゃん。と改めて思いました。
その時に先生から「調子が悪くなる前にちゃんと治療をした方が良いよ。」とアドバイスを受けていたにも関わらず、症状が消失してからは、継続治療もせず、何事もなかったように日々を過ごしていた私ですが、最後の治療から3か月程度経った頃、また体調が急激に悪化。
症状は前回とまるっきり一緒でした。
またポンコツになった自分に嫌気と悲しさがこみ上げましたが、対処法は分かっていたので焦りはしませんでした。ただ、アドバイス通りにしていなかったから、ちょっと気まずいな~と思いながら、きよみや鍼灸整骨院へ。
(言うことを聞かない自分勝手な患者ですが、再び優しく受け入れていただけました。よかった!)
2回目は症状が悪化してから早めに施術を受けたので、1回でほぼ症状消失。
ほっとしたのと、やっぱり自律神経失調には鍼灸が良いんだ!と確信を得ました。
その後は、体調が悪くなる前に治療を受けるようになり、だいたい1か月に1回治療を受けておけば、大きく体調を崩すことはない事がわかりました。
そして、現在も月に1度の鍼灸治療は欠かしていません。
そんな事があったので、私は自律神経失調症で困っている人に、鍼灸治療をすすめています。
ただし、体調が悪いのが続いているのなら、一度は病院で診察を受けるべきだと思います。
ちなみに、服薬されていても鍼灸治療はできるので、病院と鍼灸院(自費)を併用するのも可能です。(注:血液サラサラの薬を飲まれている方は、内出血のリスクが一般の方に比べると上がります。)
診察の結果、自律神経失調と診断されたなら、鍼灸治療受けてみませんか?って話でした。